漢方元気便コラム!No.12
みま薬局
春バテの漢方養生
これからの時期は桜が満開になり、美しい春の季節になりますよね。ただ、時には精神的な落ち込みなどがあることも…。
中国古代では「女子傷春」との成語があります。
「傷春」とは春になると、情緒不安定、元気がない、やる気がない、落ち込むなどの症状のことです。日本語では「春バテ」に当たります。
「春バテ」といえば、
・情緒が落ち込む
・不眠
・仕事の効率が低下
・やる気がない、何も興味がない
・怒りっぽい など
★「春バテ」が女性によく見られる原因とは?
漢方では、月経の量が多い、あるいは遅くまで仕事・家事をすると、血液が消耗され、肝臓の働きに影響が及ぼすと言われています。
怒りっぽい、抑うつなどのPMS(月経前症候群)の症状が見られ、これらの精神的な症状も肝に影響し、肝臓がうまく働かないことで「春バテ」しやすくなります。
★「春バテ」の漢方養生とは?
主に、肝臓のケアから「春バテ」を解消しましょう!
・早寝早起き
これは2000年前の漢方専門書『黄帝内経』に記載された養生法で、たっぷりの睡眠時間の確保は肝臓の血液を養い、肝臓のトラブルを抑えられると考えています。
・外に出かける時はリラックス!
スケジュールに余裕を持ち、緩めの服装で、急がない生活や仕事を心がけましょう。
朝寝坊せず、室外の活動や運動を積極的に取り込みましょう!
・怒りっぽい
周りの方から指摘されても、寛容な姿勢や謙虚な姿勢でいると、心にゆとりが出来るので、怒りっぽいなどの精神的な不安はだいぶ抑えられます。
音楽鑑賞、読書などの趣味は心を落ち着かせてくれますね!
・肝臓に良い食材を摂る
特に女性の方は、積極的にニラやセロリなど香りがある食材をおすすめします。
薄荷茶や菊花茶も春の定番の飲み物ですよ!
・目の酷使を控えよう!
漢方では「肝は目に竅を開く」との言葉があり、肝臓と目には密な関係があることを強調しています。
パソコンやスマートフォンなどを使いすぎると、目が疲れますよね。
長時間の目の酷使は、肝が貯蔵している血液を消耗して、目の乾きや流涙などの症状を引き起こす恐れがあります。
春は落ち込む季節ではありません!楽しく、わくわく、笑顔で元気いっぱいに過ごしましょうね!!
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