漢方元気便コラム!No.3
みま薬局
「湿気」を払おう!
沖縄の梅雨入りから、「梅雨前線」が北上しています。
天気が悪く小雨が絶えず降り、空気中にも「湿気」が漂っている状態で、洗濯物もなかなか乾かない日が続きそうですね。
北海道に梅雨はありませんが、釧路は5月~9月までの5か月、降雨量が100mmを超えて、「湿気」の多い時期になってきます。
漢方で「湿気」はさまざまな病気を引き起こすので、「湿邪」と言われています。
これからの時期は、身体に「湿邪」がたまりやすいため、全身がだるくて無力、関節がだるくて痛い、おりものが多い、外陰部のかゆみ・湿疹が出やすいなど。ひどい時は、うつ症状を発症することも…。
消化機能も「湿邪」の影響で低下し、食欲がない、悪心・嘔吐、下痢など、しばしば見られます。
また、外からの湿気が内臓に影響し、水分代謝がうまく排出できず下肢に流れ、下半身のむくみ、おしっこの出が悪くなることも良くあります。
日本人に馴染みのある「菖蒲湯」は、湿邪(湿気)を取り除く漢方養生の一つです。
漢方で「菖蒲」は、とてもいい香りがして、その薬効成分を体内に取り入れ、邪気(特に湿気の邪気)を払うことが出来ると言われています。古くから端午の節句には、武士の出陣前に武運長久を願ったり、男の子の成長を願ったりして、菖蒲湯に浸かったとの風習があるようです。
菖蒲の他に、湿邪(湿気)を取り除くための食養生は、
・さっぱりしたもの(淡味)を食べましょう!
・大根おろし、または大根を使ったスープが消化機能を助けます!
・ハト麦と山芋、またはもち米と棗で作ったお粥は、湿邪(湿気)を取り除きます。身体が重たい、下痢、元気がない時はおすすめです!
下記の方法で「湿気」のセルフチェックをしましょう!
●起きるときの感覚
▢疲れ ▢だるい ▢めまい ▢元気がでない
●排便
▢うんちが便器に粘着して、水で流れない
●舌の苔
▢ネバネバ
●歯を磨くとき
▢悪心・嘔吐
これから湿気が増える季節。「菖蒲湯」をはじめ、「湿気」を払う対策を心がけましょう。
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