漢方元気便コラム!No.8
みま薬局
秋冬の関節養生
秋冬に入り、体も自然界の移り変わりにしたがって、変化が現れます。
これからの時期は、
・よく吹かれる「風邪」
・寒くなる「寒邪」
・秋雨が多いときの「湿邪」
に侵されると、特に関節の敏感度が増加し、関節周辺の血管が寒さにより、収縮、血行不良を引き起こしやすくなります。
また、「腰椎椎間板ヘルニアなどの腰痛」、「変形性膝関節症などの膝の痛み」、「肩関節周囲炎(五十肩)などの肩の痛み」などがよく見られるように…。関節の痛みが繰り返すと、四肢(特に下肢)が棒のように固くなって、膝が曲がらず、歩けなくなり、日常生活の支障が出てきます。
関節の養生、特に秋冬の関節養生は下記の4点に注意しましょう!
1、全身の保温
全身、特に下半身を暖めましょう!
中国では、「秋凍」の養生古訓があります。身の寒さに対する防御力をつけるため、身体が少しずつ、冬の環境に慣れるような工夫が必要とのことです。すぐに冬着を着こまず、少しずつ増やし寒さに慣れるようにしましょう。
ただし、高齢者は気温に対する感受性が鈍いので、無理しないように室温を調節しましょう。
また、膝の痛みを抱える方は寒い時期、膝サポーターを付けるのもオススメですよ。
2、適度な運動
関節痛を持っている方に「できるだけ、休み。できるだけ、運動を控える」との間違った認識がよくあります。正しい対策方法は「労逸の結合」です。
「労逸の結合」とは、「労働(運動)と休息をうまく配合する。積極的に労働(運動)すると共に適度な休息もとる。」という意味です。
3、飲食のバランスを取る
多種類の食材を組み合わせて、バランスの良い食事をしましょう!
ミルク、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、豆腐や納豆などの大豆製品、エビの皮、小魚などの魚介類、昆布、くるみ、じゃがいもなど、カルシウムが富んでいる食物を多く摂るようにしましょう。
辛いもの・脂っこいものなどは消化機能にダメージを与えて、湿邪を増やし、骨に沈積して、関節疾患の進展を加速させるおそれがあるので注意が必要です。
4、足元に気をつける
漢方では、脚は人体の第二の心臓と言われています。
足湯など脚を温めることは脚の血液循環を促進し、滋養強壮、冷え、下肢静脈怒張などを改善します。また、疲労回復、睡眠障害の改善などにも効果があります。
秋冬に向かって、元気な体づくりを心がけましょう!!
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