漢方元気便コラム!No.13
みま薬局
春は肝臓の養生を
漢方では、「春の養生ポイント」の中心が「肝臓」にあると見ています。
春になると、全身無力、目が乾いてしょぼしょぼする、食欲不振、不眠、よく夢を見る、怒りっぽいなどの悩みを抱えている方は少なくありません。これは、「肝臓のトラブル」により現れている症状です。
漢方の理論では、
中国の古代哲学に生まれた漢方五行学説で「肝臓」は、「木」に属します。春の季節は、木がのびのびと枝を広げ盛んになるため、肝も元気に働き、うまくケアをすると1年の健康を確保できるようになると考えられています。
・肝臓の働きが弱くなると、
→目の乾き、食欲不振、疲労感、無力 など
・肝臓の働きが強すぎると、
→イライラ、怒りっぽい など
・肝臓が疲れていると、
→夜は睡眠の質の低下、昼間は疲労感、嗜睡(しすい:疲れて眠くなる、非常に強い眠気、いつも気付かないうちに眠ってしまうなど) など
肝臓の働きを整えて、春の悩みを改善していきましょう!!
『肝臓の養生』
①「酸味」を控えて、「甘味」を増やす。
基本的には肝臓が弱い方には「酸味」を与えると、肝臓の働きが良くなります。しかし、特に肝臓の働きが強くなる春では、肝臓の働きが盛んになると「胃腸」に負担をかけてしまい胃腸の働きが低下してしまいます。そのため春、胃腸に負担がかかっている方は梅干し、ブルーベリー、レモン、オレンジ、りんご、トマト、ヨーグルト、お酢などの「酸味」を過剰に摂らないように気を付けて、カボチャ、じゃがいも、さつまいも、長芋、栗、落花生、牛乳、もち米などの「甘味」を摂るようにしましょう!
②できるだけ体を多く動かし、座る時間を減らしましょう。
春の運動は、肝臓を守る方法の一つです。おすすめの運動は「ジョギング」!ジョギングは、筋肉に必要な酸素を体に運んでくれます。また、脂肪を減らし、肝臓の負担を和らげるだけではなく、血液循環を加速し、肝臓への酸素と栄養を運んでくれます。
座りっぱなしの方は、立ち上がるついでに2~3回スクワットするのもおすすめですよ。
③睡眠
毎日の十分な休憩時間の確保は、肝臓に対する「最大のケア」になります。
休憩は体力の消耗を減らし、糖原とタンパク質の分解及び乳酸の産生を減少することで、肝臓の負担を軽減することができます。
④緑色野菜の摂取
緑色野菜の多くは、肝臓の働きを整えることから、人間の「解毒剤」と呼ばれ、消化・吸収の働きを調節することができます。
- 08:30〜19:30
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