漢方元気便コラム!No.14
みま薬局
漢方「喫茶養生記」
桜も散り、夏の足音が少しずつ聞こえるようになってきましたね。
今回は「春で弱った肝臓の不調」を改善するため、あまり日本の方には親しみがないと思いますが「漢方茶」をご紹介します。
是非、ほっと一息ついてくださいね!
①肝臓の気のめぐりを促す。
漢方では、肝臓は気(エネルギー)を全身にめぐらせると考えます。
イメージは、蒸気機関車を動かすエンジンみたいなものですね。その気(エネルギー)が滞ると、
・精神的うつ ・気が短い ・イライラする ・怒りっぽい ・ちょっとだけ食べてもお腹が張る ・眠れない など
が現れます。
おすすめ漢方養生茶:レモン薔薇茶(バラ、百合根、レモン、みかんの皮を水に煎じてお茶にして飲む)
②肝臓の熱を冷ます。
肝臓の気(エネルギー)の滞りが進むと、熱(火)になります。熱になると、
・頭痛 ・めまい ・目が赤い ・口が乾く ・食欲不振 など
が現れます。
おすすめ漢方養生茶:双花茶(金銀花、菊花、決明子(エビスグサ)、クコの実を水で煎じてお茶にして飲む)
③肝臓の血を補う。
血液は、全身に栄養を運んでくれます。
肝臓が疲れすぎると、肝臓の血が消耗され、
・目がはっきり見えなくなる ・眼精疲労 ・目が渋い ・顔色に艶がない ・色素沈着
・白髪 ・ハゲやすい など
が現れます。
おすすめ漢方養生茶:大棗枸杞茶(バラ、クコの実、菊花、ナツメを水で煎じてお茶にして飲む)
④肝臓の陰(潤い)を養う。
「フクロウ型体質(朝の活動は苦手で午後から調子が上がる)」の方や年配の方は、肝臓の陰(潤い)が不足になりやすく、
・めまい ・耳鳴り ・怒りっぽい ・イライラする ・ほてり ・のぼせ ・寝汗 など
が現れます。
おすすめ漢方養生茶:百合枸杞茶(百合根、ナツメ、クコの実、白きくらげを水で煎じてお茶にして飲む)
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